くらし情報『「円ヘッジ」を活用してみませんか』

「円ヘッジ」を活用してみませんか

という約束ができたら、誰もが今、日本円を米ドルに交換し、1年間2%の金利を受け取り、1年後に円に戻すことで確実に利益を得ようと考えます。しかし、そのような"片方だけ有利になる約束"は存在しません。将来の為替レートは、通貨交換を約束する2者間に不公平が生じないよう通貨間の短期金利を考慮したレートで決まります。つまり、1年間日本円で保有した場合の価値(120円+金利1%=121.2円)と、1年間米ドルを保有した場合の価値(1米ドル+金利2%=1.02米ドル)が等しくなるレート(1米ドル=118.8円)で交換することになります。

1年後の為替レートは、「円ヘッジ」で予約した為替レートより円安になることも、円高になることもあります。しかし、日本よりも高金利の通貨で予約する場合には、実際の為替レートがどのようになっても金利差分は円高のレートで固定されるため、金利差分だけマイナスの影響を与えます。そのマイナス分が「為替ヘッジコスト」と呼ばれるものです。

(※上記はイメージであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
)

ファンドの中には、投資対象全てに「円ヘッジ」をするものもあれば、一部の資産のみに「円ヘッジ」

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