リコー、世界数百万規模の複合機データ蓄積のクラウド基盤をOracleで構築へ
を、データ分析のためのデータ・ウェアハウスとして「SPARC T5」サーバーと「Oracle ZFS Storage ZS3」を導入することで、社内ネットワークからの高速アクセスを実現しビッグデータを全社で効率的に蓄積・分析できる基盤構築に成功したという。
増大し続けるデータを効率よく処理するデータ分割機能「Oracle Partitioning」や、データ圧縮機能「Oracle Advanced Compression」および「Hybrid Columnar Compression」の採用により、データを実容量の30%以下に圧縮することができ、将来のデータ容量の増加にも容易に対応できる拡張性に優れたシステムとした。
グループ全体で共通利用できるプライベート・クラウド基盤を導入したことにより、「@Remote」で収集したデータの活用件数が従来比2~3倍に増大し、ビッグデータを顧客満足度の向上につなげる。