都道府県別名字ランキング - 「佐藤」「田中」強し! 番狂わせの都道府県は?
によって広まったという。豊作を願う人々が神職から「鈴木」姓を賜ったとされているとのこと。
また、「山本」(全国7位)も富山県・石川県・奈良県・和歌山県・岡山県・広島県・山口県・高知県の8県で1位となった。しかし「山本」が1位となった県は比較的人口が少なく、また県民全体に占める割合も比較的低かった。
そのほか、「高橋」(全国3位)が群馬県と愛媛県で1位となり、「山口」(全国14位)が佐賀県、長崎県の1位となった。
1つの県でのみ1位となった名字は、三重県の「伊藤」(全国5位)、山梨県の「渡辺」(全国6位)、鹿児島県の「中村」(全国8位)、長野県の「小林」(全国9位)、岐阜県の「加藤」(全国10位)、青森県の「工藤」(全国63位)、香川県の「大西」(全国100位)、宮崎県の「黒木」(全国308位)、沖縄県の「比嘉」(全国438位)だった。「伊藤」は三重県の旧国名である"伊勢"に住んでいた藤原氏が称したことに始まるとされており、現在も三重県に最も多くみられる。長野県で1位となった「小林」のルーツは複数あるが、現在の長野県である"伊那郡"と"諏訪郡"が発祥とされているものもあるとのこと。
47都道府県において、県民に占める割合が最も高かった姓は秋田県の「佐藤」