ギリシャヨーグルトブームが再燃!? - 他のヨーグルトと何が違うの?
ギリシャヨーグルトは、近年米国を中心に急成長を続け、日本でもブームとなったヨーグルト。そのブームが新商品の登場などによって再燃しているようだ。そこで、ギリシャヨーグルトを知らない人のために、その特徴やブームとなった理由などをまとめてみた。
ギリシャヨーグルトは、水切り製法によって乳清(ホエー)などの水分を取り除いた、ギリシャの伝統的なヨーグルトで、クリーミーで濃厚な味わいが特徴だ。一般的なヨーグルトと比べてタンパク質を約2倍も多く含んでおり、本国のギリシャでは主要な栄養源として位置づけられている。また、熱を加えても凝固しにくいため、料理の素材としても利用されている。
米国では、2010年の時点でギリシャヨーグルトのシェアは19%であったが、2013年には約45%にまで急成長。前述の通り、高タンパクでありながらカロリーが低いため、雑誌で健康に優れた効果のある「世界の5大健康食品」に選定され、美容や健康のために愛用する人が急増した。
日本では、2011年9月に森永乳業が濃密ギリシャヨーグルト「パルテノ」を発売。同商品は、水切り製法によってヨーグルト成分を3倍濃縮した新感覚ヨーグルトとして登場し、スプーンですくって逆さにしてもこぼれ落ちないさとクリーミーな味わいが特徴だ。