東京都・新宿駅に新大型デジタルサイネージ - 情報提供を強化
2015年4月9日、東京都・新宿駅西口広場に大型デジタルサイネージが設置された。同サイネージは今後、行政事業や公共交通情報、地図などの情報提供を行っていく。
これに伴い、東京都道路整備保全公社は同日、除幕式典を開催し、新たに設けた大型デジタルサイネージの狙いを明らかにした。
この大型デジタルサイネージは、シャープが納入したもの。70V型 4K対応液晶ディスプレイ「PN-H701」と32V型 4K対応液晶ディスプレイ「PN-K322B」を左右に1台ずつ設けたほか、60V型 液晶ディスプレイ「PN-V601A」を12台繋ぎあわせた約227インチ相当のマルチディスプレイを中心に設置した。
また、新宿西口広場から都庁方面へと進む地下歩道(南側)の5カ所の柱の両面に、47V型 液晶ディスプレイ「PN-U473」(計10台)を設ける。
これらの運営を行うのは、東京都道路整備保全公社。公益財団法人として、駐車場の運営などの事業で得た収益を都民・社会に還元するため、道路に関する啓蒙活動や防災性の向上事業などを展開してきた。
同法人にて理事長を務める山口明氏によると、今回の取り組みは、行政情報や災害情報の発信量が増加したことや、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、海外からの観光客が増加する見込みとなることを受け、実施に至ったという。