アカマイ、クラウド・セキュリティ・ソリューション2製品を発表
同社が監視するWebトラフィックのデータと、独自のクエリー言語およびヒューリスティックスとアルゴリズムの組み合わせによって、同社プラットフォームを通過する個々のIPアドレスに対する格付けをスコア化。このスコアは、IPアドレス・アクティビティの継続的なデータ分析に基づき時間とともに適正な値に調整できるという。
潜在的な危険性を持つトラフィックは、DDoS攻撃者/脆弱性スキャナ/Web攻撃者/Webスクレイパーとして分類し、さらにそのクライアントに伴う危険の見込み度に従ってレーティングする。これにより、Webクライアントごとにブロックするか通過させるかの定義に関する判断材料をセキュリティ専門家に提供するという。
このスコアをリクエスト・ヘッダに挿入し、バックエンドのセキュリティ・システムに提供することも可能。
Kona Rule Setの改良版は、同社の脅威研究チームが2PB以上のセキュリティ関連データを継続的に分析し、その結果に基づいて開発したという。高いフォールス・ポジティブ率とフォールス・ネガティブ率を持つとのこと。同製品の利用で、より多くの悪質なトラフィックを阻止すると同時に、より多くの正規トラフィックの通過許可をセキュリティ専門家が保証するために役立つとしている。
同製品は、Kona Site Defenderの既存ユーザーには無償で提供する。
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