2015年4月21日 16:24
米Google、モバイルフレンドリーなサイトをモバイル検索結果の上位に
具体的には、「モバイルアプリ」「モバイルフレンドリーなWebサイト」の2つを変更をする。前者は、ユーザーが自分がインストールしているアプリからの情報を得やすくするためのもの。アプリをインストールしているユーザーに対し、インデックス対象のアプリからの情報をランキング要素の1つとして利用するという。この変更は2月の発表時点から有効となっている。
今回問題となっているのは後者の「モバイルフレンドリーなWebサイト」に関するもの。Googleは当初、Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素で使用する。これは全世界・全言語を対象とし、「Googleの検索結果に大きな変化をもたらす」と説明していた。
Googleはアルゴリズム変更にあたって、自分のサイトがモバイルフレンドリーかをチェックできる「モバイルフレンドリーテスト」やWebマスター向けにモバイルのユーザビリティ問題を確認できる「モバイルユーザビリティレポート」の提供を行っている。
これらの変更によるユーザーへのメリットとして、Googleは自分が使用する端末に適した高品質な検索結果を発見しやすくなる、としている。しかし、モバイル対応していないWebサイトは、表示という点で不利になると予想されている。