社員20人未満の企業の8割が何も進めていない - NTTが「マイナンバー」調査
(47.7%)、「給与支払い」(43.3%)と続く。マイナンバー制度への対応が必要な従業員数を問う設問では、正解である「1人以上」を回答できたのは全体の50.0%。また、企業の社員数別の比較を行うと、社員数が多いほど誤った認識を持つ傾向にあり、社員数100人以上の6割近くが誤った認識をしている結果となった。
2015年10月施行、2016年1月運用と半年を切るマイナンバー制度に対する会社の準備期間、対応姿勢などの具体的な項目も設定してある。「マイナンバー制度施行に向けて、会社はいつごろまで準備を完了するべきだと思いますか?」という問いには、「施行の半年前」が一番多く24.8%、「施行の3ヶ月前」が19.8%。18.5%が「わからない」という結果に。
「あなたの会社ではマイナンバー制度の施行に向けた準備はどの程度進んでいますか?(いると思いますか?)」には、「何も進めていない」が43.6%、「準備を進めている段階」が19.0%、「既に完了している」が3.7%となり、全体の7割が準備を始めていない。社員数別の結果では、社員数が少ないほど準備かできておらず、社員数20人未満では約8割にあたる75.4%が「何も進めていない」