Apple WatchはiPhoneのバッテリーにとってプラス、ってどういうこと? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
となれば、Apple Watchにもある機能はiPhone側で無効化すればよりムダがないという話になりますが、そうはいきません。たとえば、音声アシスタントの「Siri」は、iPhone側だけをオン/オフできず、iPhone側でオフにすればApple Watch側もオフになります。通信機能(Bluetooth/Wi-Fi)も、Apple Watchとの連携に利用されますから、事実上オフにできません。位置情報サービスも同様で、iPhone側でオフにするとApple Watchに影響します。
オフにしても影響が少ない機能としては、モーション・コプロセッサを挙げることができます。Apple Watchにもモーションセンサーがありますし、iPhoneにはない心拍センサーも搭載されています。フィットネス関連の機能はApple Watchで測定するのであれば、「設定」→「プライバシー」→「モーションとフィットネス」の順に画面を開き、「フィットネス・トラッキング」スイッチをオフにしましょう。Apple Watchでは変わらず移動距離や消費カロリーを測定できますから、iPhoneのバッテリー節約につながるはずです。