各国の通貨価値を考える~金価格から見た通貨価値の推移
そうした観点で、主要通貨建ての金価格(下グラフ)を見た場合、リーマン・ショック以降、各国の通貨価値は揃って低下しましたが、米国は底入れを果たしたと見られる一方、欧州は今も調整中であること、また、日本と同様に、昨今の金融緩和政策により通貨価値が低下していることなどが分かります。また、米ドル建ての金価格からは、量的金融緩和に伴なう資産買い入れを終了した米国が、利上げに向けて準備を進める理由が示唆されているように感じられます。
(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)
(2015年4月30日 日興アセットマネジメント作成)
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