クリエイターが語る「Photoshopと私」 (9) イラスト制作会社「きゃらきゃらマキアート.LLC」代表・中山洋一郎さん
――普段の業務・活動におけるPhotoshopの使い方を教えてください。
当社でイラストを一手に担っている「Maki」は、現在全ての制作をデジタルで行っています。そして、ほぼすべての作業にPhotoshopで利用しています。イラストの下描き(ラフ)、ペン入れ、着色など、Photoshop無しでの業務は考えられません。
オリジナルのテクスチャを取り入れて制作したり、水彩タッチのブラシで濃淡を表したりと、幅広い使い方をさせていただいています。
――最もよく使う/気に入っているPhotoshopの機能は?
基本ではありますが、やはり「レイヤー」を分ける機能はありがたいです。1枚のイラストで200~300枚のレイヤーを使用することもあり、きめ細やかな調整が可能です。
着色の際に「スウォッチ」機能があるのも嬉しいですね。
とにかく手描きらしさを表現しつつ、細かく調整ができる機能が重宝しています。――最後に、25周年の節目を迎えたPhotoshopへの激励の言葉をお願いします。
25年前を思い起こすと、日本のパソコン業界はNECやEPSONのPC-98シリーズやPC-386シリーズが全盛期であり、OSはMS-DOSが主流でした。