スターフライヤー新中期経営戦略発表--機材導入・国内外チャーター便も視野
「お客様アプローチ」「最上級のホスピタリティ」「信頼・安心」を基軸としてその実現に取り組む。
「成長戦略への基盤作り」を重点的に取り組むPhaseIでは、"サービス業"・"運輸業"・"企業"の視点から各個別戦略を策定し、それぞれの分野の強化を図る。内容としては、定期便は既存の5路線を基軸としつつも今後の路線展開に向け、深夜早朝帯に24時間空港を結ぶ近距離国際チャーター便及び国内チャーター便を積極的に計画するほか、ネットワーク戦略と連動した機材導入・退役計画の策定、および新しい客室仕様を検討するとしている。また、就航率・定時性向上プロジェクト(ON TIME FLYER活動)を推進し、悪天候等の対応に強い体制の確立やPDCAサイクルによる継続的改善を図るなどを定めている。
PhaseIにおける経営目標は、2015年度は営業利益3.8億円(経常利益11.8億円、当期純利益8.2億円)、2015年度は営業利益6.8億円(経常利益6.5億円、当期純利益4.0億円)と定めている。この新中期経営戦略については、過年度の業績や直近の環境変化などを踏まえ、原則として1年毎に見直しを行い、修正版(ローリング計画)を順次発表する予定となっている。新中期経営戦略2015~2020の詳細はホームページを参照。