新鮮な顔ぶれからあふれたキャラと『ミリオンライブ!』への愛情 - 「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 09&10」発売記念イベント
山口立花子は「WHY?」を披露。山口によれば前のソロ曲「Be My Boy」ではメールも打てなかった莉緒が、成長してメールを送れるようになった歌詞だとのことだ。緊張の色も濃い山口だったが、Love you Love you、Miss you Miss you、といったフレーズを音楽的に口にするのに合わせた細かいハンドアクションが入るのが、シリアスな歌詞に対してどこかコミカルで楽しい。リズミカルなフレーズと聴かせるフレーズが畳み掛けるように長く続く楽曲なだけに後半ちょっと息がつらくなってくると、客席が一緒に叫ぶ「Love you!」の音量が力強くなったりと、一緒にステージを作っている感じがあるのが近距離のライブならではの良さだろう。緊張で足がガクガクだったという山口だが、「とても大好きな曲を皆さんの前で歌えて嬉しいです!」と楽しそうな笑顔だったのは会場の温かさあってこそだろう。
ステージに立った中村温姫が体操のように首を回し、表情豊かに、飛び跳ねるように「STEREOPHONIC ISOTONIC」を歌い始めると、「あ、ロコだ!」と思わず感じた。英語フレーズのたどたどしくもまるっこい感じが英語というよりロコ語でかわいい。