「AirDrop」はなぜBluetoothとWi-Fiの両方が必要なの? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
待機時を含めたときの消費電力が少ないこともメリットです。
AirDropを利用できるiPhoneは、従来規格に比べ大幅に省電力化された「Bluetooth 4.0」と、最大24MB/秒の高速通信が可能な「Bluetooth 3.0+HS」の両方のBluetooth規格をサポートしています。Bluetoothだけでもそれなりの速度でファイルをやり取りできますが、Bluetoothでセッションを開始したあと通信経路をWi-Fiに切り替えることにより、より高速なファイル転送を可能にしています。
だから、BluetoothとWi-Fiのどちらが欠けてもAirDropは動作しません。AirDropの機能を使おうとしたとき、それらの通信機能がオフの場合は、「タップしてWi-FiやBluetoothをオンにしてください」とメッセージが表示されます。