年収300万円からでも貯まる貯蓄1000万円への道 (1) 「あればあるだけ使ってしまう」人ほど貯められる!?
つまり、「あればあるだけ使ってしまう人」=「なければないで、なんとかなる人」というわけ。先取り貯蓄分は最初からなかったものと考えれば、残りのお金できっとやりくりできるはずです。
1カ月の貯蓄は月収の1割が目安。手取りが20万円なら2万円、25万円なら2万5000円が目安です。足りなくなるのが心配なら、最初は無理をせずに、5000円からでも、1万円からでも始めましょう。5000円を先取りしても、1カ月をラクにクリアできたら、翌月から1万円、さらに2万円と少しずつ増やしていけばいいのです。大事なことは、"貯蓄習慣"を身につけることにあります。
1000万円も、もとをただせば小さなお金の積み重ね。
貯め続けてさえいれば、必ず到達できるゴールなのです。
(※写真画像は本文とは関係ありません)
<著者プロフィール>
村越克子フリーランスライター。学習院大学文学部心理学科卒業。編集会社を経て、フリーに。主婦を読者対象とした生活情報誌を中心に執筆。家計のやりくりに奮闘する全国の主婦を取材し、節約に関する記事を数多く手がける。執筆協力に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』永岡書店など。