2015年5月13日 17:01
世界の学生たちが提案した次世代航空技術とは? 東大はドローン活用を提案
サン・パウロ大学「RETROLLEYチーム」は、機内で出るごみを削減し、フライト後のごみ収集と分別にかかる時間を短縮するアイデアを提案。特に短距離航空会社の業務スピードを促進することが目的となっている。特注ワゴンを使用し、アルミホイル、紙、プラスチックの量を最小限に抑え、飲料の残りを集めることでごみ分別とリサイクルを効率的に行う。これによりギャレー設備の重さが最大30kg軽くなり、燃費を削減、機内スペースをより広く確保できるという。
シティ大学ロンドン「BOLLEBOOSチーム」は、「WEGO」システムを利用して地上走行中にエネルギー集めるアイデアを提案。滑走路の航空機の真下に「トランスミッター」を設置し、電力を機体前輪の間に取り付ける受信機に誘導させる。これにより、地上運用に必要なエネルギーを供給し、二酸化炭素排出量を半分に削減することができるという。
最終ラウンドは5月27日に独ハンブルクで行われ、最優秀チームには賞金3万ユーロが、2位のチームには1万5,000ユーロが贈呈される。
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