ams、東京にデザインセンターを開設 - 日本の顧客に対するサポートを強化
一方、エンジニアのブースはやや高いパーティションが用意されている(Photo08)が、実は半分以上のブースはこの通り空きの状態である(Photo09)。ちなみに篠崎氏によれば、本国は最大20人のデザインエンジニアの採用予算をつけてくれたそうで、ところがことamsの様なアナログ回路のエンジニアとなると、そうそう集められるものではないのが悩みの種だそうである。そんなわけで、席数は20以上あり、ところが空席のままという状態なのだそうだ。
さて話を戻すと、では現時点でamsがどんな製品ポートフォリオを提供しているのか? というのがこちら(Photo10)。要するにさまざまなセンサであるが、民生機器から医療/産業用まで幅広くラインアップされている。この中で最新のものが健康/フィットネス向けということになる。このあたりについては、同社のプロモーションビデオの方が判りやすいかもしれない。
同社の汎用品の一例が、今年1月に発表された「AS721x」である(Photo11)。
要するに外光量に応じて自動的に照明の照度調整を行うと共にネットワーク接続も可能、という照明コントローラであるが、これを2mm×2mmのパッケージに収めて提供できる点が大きな差別化ポイントとなる。