Googleに続いてBingもモバイル検索でモバイルフレンドリーを重視
横方向にもスクロールしなければならないページは読みにくいため、コンテンツをデバイスの幅に収める。よくデザインされたモバイルフレンドリーなページは、ポートレート、ランドスケープどちら向きでもスクロールしやすいという。4つめは「モバイル互換」。たとえば、iOSデバイスではFlashコンテンツを再生できない。モバイルデバイスでもコンテンツを楽しめるように互換性を確保する。
Bingの格付けアルゴリズムによってモバイルフレンドリーであると判断されるためには、上記の4つの要素が満たされている必要があるという。ただし、モバイルフレンドリーなページ向けにランキングを見直す一方で、引き続きユーザーが必要としている情報にアクセスできるようにランキングシグナルのバランスを調整するという。モバイルフレンドリーなページでなくても、検索クエリに対して関連性の高いページは変更後も結果の上位に表示される。
モバイルフレンドリー向けのアルゴリズムの変更が完了するまでには数カ月を要する見通しだ。今後Bingの公式ブログを通じて、Mobile Relevanceチームがロールアウトに関する情報を提供するほか、Webマスターがそれぞれのページのモバイル対応を確認できるように分析ページを用意するという。