20代のスマホ所有率は94%、SNS利用率は30代でも8割超 - 総務省が統計調査
時間増加の牽引役は、当然ながらスマートフォンで、68.8分から73.0分と5分程度伸びた。一方でフィーチャーフォンの利用時間は25.3分(2012年)、15.9分(2013年)から更なる減少を見せており、ネットを定常的に利用しているユーザーのスマートフォンへの移行がうかがえる。
また、ネット利用で多くの時間を占めるようになったソーシャルメディアの利用率は、スマートフォンの利用率と同じ62.3%にまで上昇した。ここで触れるソーシャルメディアは「LINE」と「Facebook」「Twitter」「mixi」「Mobage」「GREE」で、いずれかを利用しているユーザーが該当する。
この利用率をけん引するのは「LINE」で、10代は77.9%、20代では90.5%、30代でも69.8%が利用している。その他ソーシャルメディアでは、10代のTwitter利用率が49.3%、20代は53.8%と高い中で、30代以降は20%前後とやや低調。一方でFacebookは、10代の利用率が25.0%だが、20代が61.1%、30代が39.9%と高い水準を記録している。Facebookは、LINEを除けば40代、50代でも堅調な利用率で、50代の利用率は19.6%となっている。