くらし情報『過去最高を更新した時価総額~金融商品として見た際の株価水準とは』

過去最高を更新した時価総額~金融商品として見た際の株価水準とは

リスクプレミアムは、債券などに比べリスクの高い株式投資への見返りを示すものと考えられ、この水準が低い場合(株価の急落局面を除く)、株式市場はリスクを我慢する代わりに将来の株価上昇を強く期待していると言えます。実際に1989年末当時のリスクプレミアムは▲4%程度(益回り1.7%、10年国債利回り5.7%)であり、市場では株価上昇期待が高かったことがうかがえます。

現在、株価は上昇傾向となっていますが、足元のリスクプレミアムは6%程度と過度な上昇期待を見込んでいる水準とは見られないことから、企業の業績成長によりEPSが増加する中で、株価もそれに合わせて上昇して行くことが期待されます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2015年5月26日 日興アセットマネジメント作成)

●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」

※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。

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