iPhoneユーザーのための「正しい」Mac入門 その3
入門機種として購入するなら21.5インチのiMacは低価格で、ノートよりも広い画面はなにより使いやすい。ただし一番下のモデルは処理能力、RAMなどが極端に低いので積極的に選ぶ理由はないだろう。
○Mac ProとMac mini
Macには他に、完全なプロユースのMac Proと、コンパクトな入門機 Mac miniがある。
Mac Proは「仕事用Mac」と言い切って差し支えないだろう。スペックも価格もその他のMacと一線を画す存在で、CPUにワークステーションなどが使用するXeonを搭載し、RAMも上限64GBになる。内部にインターフェース類がなく、すべてThunderbolt 2やUSB 3.0を使った外部機器による拡張になるため、周辺機器も専用に揃える必要がある。映像関連、音楽系の仕事をしている人が購入するマシンだ。
一方、Mac miniは小さな箱だけの、マウスもキーボードも付かないコンパクトMacだ。
性能的にはMacBookの「中身だけ」と考えて良いだろう。本体だけの価格はある程度安いが、ディスプレイ、キーボード、マウスを別途購入する必要があり、結果的にはiMacよりも高くなってしまう。