2015年6月12日 17:42
カラーレーザーの出荷台数が2%増、世界プリンタ/複合機市場調査 - IDC
単機能プリンタ市場は前年同期比8.0%の縮小、複合機の出荷台数も0.3%の減少となったが、複合機のうちカラーレーザー複合機はいずれの速度セグメントでも好調で、特に31~44ppm(ppm:page per minute - 1分当たりのプリントページ数)セグメントでは前年同期比19.9%の成長。
カラー機器のHCP市場全体に占めるシェアは前年同期より0.8%増加し20.8%になった。カラーレーザー機器の前年同期比成長率は2.0%であるのに対し、モノクロレーザー機器はマイナス3.1%で、カラーにおける最も堅調な速度セグメントは11~20ppmで、「Color LaserJet Pro M476複合機シリーズ」を擁するHPが特に好調となった。
45~69ppmのモノクロレーザー複合機は、セグメント別では最高の前年同期比成長率となる31.0%を達成し、45~69ppmモノクロレーザープリンタ(同6.4%)、31~44ppmモノクロレーザー複合機(同2.4%)がこれに続いた。
モノクロレーザーの45~69ppmセグメントの大幅な成長に貢献したのは、HPの「LaserJet Enterprise M602シリーズ」