氷点下で解凍する冷蔵庫 - 三菱、「置けるスマート大容量」新モデル発表会
氷点下ストッカーDでは、氷点下で解凍するため、食材からドリップが出にくい。冷蔵室や電子レンジを使った解凍方法よりも、食材のうまみをキープしたまま解凍できるという。
また、解凍といっても、氷点下ストッカーDではチルド室よりも低温(-3℃から0℃)で保存するため、そのまま保存しても鮮度が長持ちしやすい。「急な予定で解凍した食材を使わなくなった」あるいは「食材の一部だけ利用したい」といった場合にも役立つ。
○大容量でも省スペース
「置けるスマート大容量」シリーズの冷蔵庫は、断熱材に独自の「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」を採用することで、大容量をキープしたまま省スペース化を図っている。
2014年モデルでは、奥行きサイズが73.8cmと69.9cmの2種類しかなかった。三菱電機の調査によれば、奥行き70cmの冷蔵庫を設置できる家庭は約68%だが、奥行き65cmの冷蔵庫ならば84%と、奥行きを5cm短縮することで、より多くの家庭で設置できるようになるそうだ。
特に、マンションなどで見られるシステムキッチンなどは、奥行きが65cmのサイズが多く、奥行きがそれより長い冷蔵庫はキッチンのデザインを損なってしまう。