くらし情報『測定だけで終わらせない! Google Analyticsによるコンテンツ効果分析 (2) あなたは気付いている? 直帰率と平均滞在時間の落とし穴』

2015年8月12日 12:14

測定だけで終わらせない! Google Analyticsによるコンテンツ効果分析 (2) あなたは気付いている? 直帰率と平均滞在時間の落とし穴

測定だけで終わらせない! Google Analyticsによるコンテンツ効果分析 (2) あなたは気付いている? 直帰率と平均滞在時間の落とし穴
コンテンツマーケティングでは、コンテンツへの来訪者を増やすだけでなく、意図する態度変容をユーザーに起こしてもらうため、Webサイト到着後にコンテンツを閲覧し、理解や共感などをしてもらうか(エンゲージしてもらうか)が重要となります。この「エンゲージ度合い」を図る指標として、一般的に「直帰率」と「平均滞在時間」が用いられます。

その理由としては、「トピックに関心があり、コンテンツにエンゲージしたユーザーは、時間をかけてその記事や動画コンテンツを消費し、検討するために関連情報が記載されているページへ読み進む」との想定に基づき、「訪問時にアクセスするページ数は複数となるため直帰率が下がり、平均滞在時間は長くなる」と考えるためです。

この考え方は正論ですが、Google Analytics の場合、いくつか考慮する点があります。本稿では、「直帰率」と「平均滞在時間」の落とし穴と対策に関して紹介したいと思います。

○直帰率でコンテンツの質は計れない

最初に直帰率について考えてみましょう。直帰は、英語で「bounce (バウンス)」と言い、これは「跳ね返った」という意味を持ちます。従って、直帰率とは、該当ページのみを開き、次のページに読み進むことなく、Webサイトを去ってしまったセッションの割合(率)

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