2015年9月15日 21:43
beyerdynamic×Astell&Kern、世界初のテスラテクノロジー採用イヤホン「AK T8iE」発表会 - 妥協のないハイエンドサウンドを試聴
妥協のないハイエンドサウンドを追求してきたという点で、共通のフィロソフィーを持つ両社。Astell&Kernブランドを展開するiriverのJames Lee氏は、「世界一のオーディオメーカー、beyerdynamicとコラボできることは非常に光栄だ」と、リスペクトを示していた。
○「テスラテクノロジー」と「Made in Germany」
両社は、2013年の夏からAK T8iEの開発をスタート。AK T8iEの最たる特徴である「テスラテクノロジー」は、ドライバーに磁力の高いリング型マグネットを搭載することで、ドライブ効率と解像度を高める技術だ。元々はbeyerdynamic「T1」などのハイエンドヘッドホンに採用していた技術で、今回イヤホンに搭載するにあたり劇的な小型化をはかった。ドライバーには11mmと大型の振動板を搭載するが、その厚さも100分の1mmとかなり薄い。
また、生産を完全にドイツの工場で行っていることも特徴のひとつ。ドイツ工場ではAK T8iE用の製造機械を自社で製作。
さらに、細かい作業はデジタルマイクロスコープを使って手作業で行っており、スイス時計を組み立てるかのような精密さで製造している。