2015年9月16日 12:21
iPhone 6sはバッテリー容量が減ったってホント? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
実際、コンセプトムービーでタプティック・エンジン周辺にあるパーツの位置関係を見ると、その推測は間違いではないように思えます。
一方、Appleが公開しているモデル比較表を見ると、iPhone 6/6sとも連続通話時間は3G回線で最大14時間、連続待受時間は最大10日間、オーディオ再生50時間と差がありません。約5%バッテリー容量が減少したにもかかわらず、バッテリーの保ちは変わらないとすれば、新しい省エネ機構が効果を発揮しているのでしょう。
基調講演で強調されてはいませんでしたが、新型SoC「Apple A9」や感圧機構を搭載したディスプレイで省エネ設計が改善されている可能性があります。iPhone 6s/6s PlusとiOS 9の組み合わせで実現される新UI「3D Touch」も、連続通話/待受時間に影響はないものの、画面遷移の回数が減るぶんバッテリーのもちにプラスに作用すると推測できます。バッテリー容量は減りましたが、それをカバーする工夫がされているという理解でよさそうです。
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