2015年11月12日 12:47
Commvault、仮想/クラウド分野で必要とされる顧客のデータ管理要求を定義
それには、可視性、セキュリティ、アクセス、コンプライアンスが必要となる
従来のバックアップでは追いつけないデータ増加:データ量が従来のバックアップソリューションの能力を超え、今日のバックアップ要求やRPO目標を満たすことができなくなっている
これらの要求については、同社が開発を進めている次世代「Simpana」となるバージョン11において具体化されるとのことで、例えば、「常時稼働、常時利用」 という新しいリカバリ要求に対するアプローチについては、Commvaultプラットフォームに置かれたすべてのデータのコピーを、ストレージに最適化された状態からネイティブに読み込み可能なデータとしてすぐに提供することができるようになるとしている。
また、同社が現代のデータ管理の主要件と呼んでいる以下の7つの要件については、将来に備えデータ管理ストラテジーを前進させたいすべての顧客に必携の機能チェックリストになるはずとしている。標準規格に準拠したプラットフォーム アクセス:システムの老朽化やプロバイダ ロックインをなくすことで、顧客のインフラストラクチャロードマップに対する将来のテクノロジーの関係性とリスクを守ること
統合データセキュリティ:転送中/保存済/アクセス中のデータのセキュアな保護 - 転送/保存/使用中のデータは暗号化、キー管理、テクノロジー人員ごとのロールベースのコントロールでセキュアなコミュニケーションが確保され、すべてのデータ保存場所を対象としたコンプライアンス監視のための監査コントロールやレポート機能が標準で使用できること
ダイレクトネイティブアクセス:データはネイティブのフォーマットで利用できること。