くらし情報『IoTで実現される仮想と現実の融合 - IoTをプラットフォームとして見据えるPTCの戦略』

2015年11月16日 17:11

IoTで実現される仮想と現実の融合 - IoTをプラットフォームとして見据えるPTCの戦略

IoTで実現される仮想と現実の融合 - IoTをプラットフォームとして見据えるPTCの戦略
PTC Japanは10月27日、都内でプライベートカンファレンス「PTC LiveWorx Japan 2015」を開催し、基調講演として、同社のテクノロジープラットフォーム グループ、グループプレジデントのロブ・グレムリー氏が登壇。同社のIoTに対する考えかたとそれに向けた戦略の説明を行った。

IoTとはInternet of Thingsの略であることは今さらながらの話ではあるが、同氏は今後、その「T」の部分が変化していくとの見方を示し、「将来的にTHINGSが価値を提供していく鍵となる」ことを強調。「PTCは3D CADの提供を通じ、製品設計の支援を行ってきた。そうしたデジタルプロトタイプには、製品に関するあらゆる情報が集まっている。これまでは、そうした情報は製造に渡された後は捨てられており、現実の製品と仮想(設計)は分かれていた。しかし、モノは変化しており、センサやソフトウェアを介することで、現実と仮想の世界が収束してきている」とし、そうした2つの世界をつなぐためのソフトウェアプラットフォームが必要になってきているとした。

現実の世界の"モノ"から、さまざまな情報を仮想の世界に届けようと思うと、単なる物理的なコンポーネントを、データを取り込む部分やクラウドに送信する部分などと組み合わせ、データベースでデータを管理する必要が出てくる。

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