永瀬廉、芝居中の「死んだ魚の目」を褒められる 初めて訪れた東京タワーで主演作イベント
また柄本は永瀬について、「芝居をしながら、今の自分の人生に諦めているような目が印象的でした。死んだ魚の目で」と表現し、永瀬は「今日、俺それしか言われてない。死んだ魚を演じたわけじゃないですからね」と苦笑していた。
この日は作中でもキーとなる東京タワーを下から見上げる形でのイベントとなり、初めて来たという永瀬は「こんな感じなんや、というか、見ちゃいけないものを見ている気がする。スカートの中、覗いてるみたいな……」と照れる。「正面から見てたら、やっぱすごい綺麗なんですけど、この内側から見ると、鉄骨の組み合い方とか幻想的というか」と語る永瀬に、柄本も「これだけ鉄骨があるのに、おそらく全部が全部必要なんだなというか。フォルムの美しさがね」と同意。永瀬は「普段のお仕事もこの辺ですることが多くて、終わった時に外を見ると必ず東京タワーが見える。
そういうことですら、この映画をやったことによって、東京タワーと僕との出会いは必然だったのかな、運命だったのかなって浸ってる自分がいます」としみじみとしていた。
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