意外に知らないAndroid - 防水スマホは完璧じゃない? 水のレジャーでの注意点
直射日光を浴び続けた炎天下の砂浜は70度近くまで熱くなることもある。こうなると、精密機器であるスマートフォン本体、内蔵バッテリーが耐えられる温度ではない。ビーチにスマートフォンを持ち出す際はこれらの点に注意したい。
加えて、夏の水場の便利アイテムに「スマートフォン用防水ポーチ」があるが、これもビーチで使う際は注意が必要だ。理由は、防水ポーチは防水のためにポーチを密閉するので、熱が排出されずスマートフォンの高温化に拍車をかけるのだ。
このほか、海水浴を楽しんだ後に注意すべきポイントがある。それは、海水浴から帰る際の自動車内でしばしば発生する結露だ。例えば、エアコンの吹き出し口付近に設置したドリンクホルダーに海辺で熱せられたスマートフォンを置くと急激に温度が下がり、ディスプレイやカメラのガラス部分に白っぽいムラや水滴が出てきてしまう。
これが結露だ。海辺に持っていって熱くなったスマートフォンを冷やすために冷気にあてるのは、ぜったいに避けよう。
本稿で紹介したとおり、水場のレジャーでスマートフォンを使う際は、注意しなければいけないポイントがいくつかある。せっかく買ったスマートフォンを長く使い続けるためにも、ぜひ注意していただきたい。