2016年1月14日 16:40
Microsoft EdgeのJSエンジン、GitHubで公開
Microsoftは1月13日(米国時間)、「ChakraCore GitHub repository is now open|Microsoft Edge Dev Blog」において、Microsoft EdgeのJavaScriptエンジンであるChakraの主要コンポーネント「ChakraCore」をオープンソース・ソフトウェアとして公開したと伝えた。ソースコードは「Microsoft/ChakraCore|GitHub」において、MITライセンスの下で公開されている。
公開されたChakraCoreはMicrosoft EdgeのJavaScriptエンジンの主要コードで、Microsoft EdgeやHTML/CSS/JSを使用するWindowsアプリケーションで活用されているものと同等の位置づけとなっている。x86/x64のみならずARMにおいても動作するJITコンパイラ(Just-in-time)を持っているほか、メモリを効率よく使用するためのガベージコレクタ機能も持っている。JavaScript Runtime APIも提供しており、アプリケーションに組み込んで利用しやすい構造とされている。