東京ガス、単三リチウム電池2本で10年駆動可能な多段中継無線機を開発
今回開発された同無線機を用いると、データを多段中継することが可能なため、6階建て以上の商業ビルや中高層マンションなどにおいても無線による検針ができるようになるという。
さらに、日本で初めて都市ガス業界、LPガス業界、水道メーター業界が参加する「NPO法人テレメータリング推進協議会」において標準化されている無線用の通信規格「Uバスエア」に適合しており、将来的にはLPガスや水道のメーターなど他のインフラ事業者のメーターにも装着することができ、共同でデータ伝送も可能になるとするほか、ガス漏れ警報器などのセンサと接続することで、警報器が作動した場合には自動でガスメーターを遮断するといった付加価値サービスへの展開も期待できるとしている。
なお、同無線機はすでに東京ガスの社宅において導入されており、2014年3月26日から、無線による検針の試験が実施される予定だという。