2016年2月17日 13:43
佐賀のイカした魅力を伝えるコラボ「Sagakeen」成功の舞台裏 (3) 伝統工芸×Splatoonによる「化学反応」
というところでしょうか。本気でぶつかりあって、企画を作り上げていくようにしています。
ゲームのこと、そのファンのことを一番よく分かっているのは、当然コラボ先のゲームメーカーの方です。僕らだけでは分からないところまで、深く理解されています。例えば、制作物等のデザインチェックでご指摘をいただいた時に、リテイクの時間などの障壁にひるまずに、そこで妥協しないことが一番大事だと思っています。
しかしその一方で、僕らの目的は佐賀県の情報発信なので、イベントで自治体の良さを知っていただけないと意味がなくなってしまいます。なので、僕らが企画に織り込みたいモノを本気でプレゼンします。すると、ゲームメーカーの方からも、率直な反応がいただけて、結果、ファンの方に「欲しい」と思っていただける商品ができあがる。
クリエイターの方々の目利きも大切にしながら、こちらも織り込みたいことを主張する。両者が対等に戦うことが大事かなと思います。
やはり、ファンには「これ、本気でやってるな」というのがいっぺんで見透かされてしまいます。プロジェクトリーダーの立場からの発言になりますので、交渉を担当する田中からすると頭を抱える部分かもしれないのですが、ここは妥協できないところだと思っています。