くらし情報『富士通研究所、3次元画像とARで遠隔現場の作業支援を可能にする技術を開発』

2016年3月17日 18:36

富士通研究所、3次元画像とARで遠隔現場の作業支援を可能にする技術を開発

生成された3次元画像は、実際の作業現場の3次元空間構造が忠実に反映されており、複数のセンサー情報を加えて作業員の位置と向きを高精度に推定することで、作業員はパノラマ合成された画像の中に3次元モデルとして仮想的に描画される。これにより、遠隔支援者は自分の好きな視点から作業員の行動を把握できるうえ、3次元画像に対してポインターや注釈の形で指示を行うことが可能。この指示は、即座に作業員のスマートデバイスなどに伝達され、作業員の位置と向きにあわせたリアルタイムなAR情報として提示されるという。AR情報が作業員の視野外にある場合は、そこまで作業員を誘導することが可能となっている。

同社は、これらの技術を実際の設備点検やメンテナンス現場で検証し、2016年度中の実用化を目指すとしている。

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