ファーストサマーウイカ、パブリックイメージの捉え方 声優業への特別な思いも語る
と言われるような作品に巡り合うこと。
「例えば悟空の声だったら、ルフィーだったら……みたいな形で認識されるようなキャラクターに声を当てられるようになったら、こんなに素敵なことはないですよね。それともう一つ、声優のお仕事をしたいなと最初に思ったのがゲームのキャラクターの声をやりたかったからなので、いつかゲームに登場するキャラクターを演じることができたら最高です」
●世間のイメージにあまりナーバスになる必要はない
「今の自分に求められているもの」が仕事になっていくという考え。パブリックイメージというものは、受け手が感じ取るもので、それがその人の本質であるかどうかわからないという意味で、悩ましさもあるのだろうか――。
「それは受け取る人次第でいいと思っています。一般的にどう見えるかという基準なので、イメージ通りのことをすれば『でしょうね』だし、違うことをすれば、ギャップや驚きになる。なので、どちらにしてもマイナスにはならないと思うんです。私は結構真面目な学生生活を送っていましたが、茶髪かきあげヘアの派手メイク、関西弁で大きな声でしゃべっていたら、大阪の元ヤンみたいなイメージを持たれる方もいたと思います。