2014年4月28日 10:00
売上520億円を達成した「永久不滅.com」のビッグデータ分析術
「その結果、それぞれの層に対して、どのタイミングで、どのような対策を打てばいいのかが明確になりました」(白又氏)
クレディセゾンでは、この顧客ポートフォリオについて、30日ごとに定点観測を行っている。リピート会員が順調に増えていれば、実施している対策が効果的に作用していることになる。一方、もしリピート会員が減ったり、離脱会員が急激に増えたりすると、何らかの改善策が必要な状況ということになる。
「このように、定期的にポートフォリオを更新し確認することで、順調に推移しているかどうかの評価が可能になります」(白又氏)
○さらにデータを組み合わせ、より効果的な分析を実行
「現在は、前述した4つのデータを用いて分析を行っていますが、今後はさらにリサーチ(アンケート)データなどの定性データ、行動ログ(回遊データ)なども組み合わせた分析を行っていきたいと考えています」と白又氏は語る。「私たちの母体であるセゾンカードでは、リアルとバーチャルを合わせ、多数の企業様と提携しています。そこから提供されたデータも組み合わせていけば、お客様の購買行動を予測した、適切なオファーが行えることでしょう。『QlikView』は、それを分析し評価するツールとして、これからも重要な役割を担ってくれると期待しています」(白又氏)
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