2024年2月10日 04:00
27歳の佐藤勝利、13歳少年演じる 日英チームの4年越し主演作で「アートの一部に…」
と日英の演劇の違いを実感。「稽古場ではこの作品に関わる全員が1日目からいたんです。イギリスは全然違います。まず俳優がいて、演出部も数名いますが、他のメンバーは1週間に1回顔を出したりプロデューサーは最終的なシーンにきたりこじんまりとしている。でも日本に来たら30名くらいがそれぞれの前に机を構えて作業されてて圧倒されました。そしてすぐに、稽古場にいる一人ひとりがこのストーリーを最高の形で語るためにいるのだと気づきました」と環境の違いを表した。
27歳で13歳の少年役を演じる佐藤は「『モンスター・コールズ』の制作が決まってから約4年経ちました。コロナがあり、イギリスのチームが来れない状態になりましたので、やむを得ずいつできるのかなと思いながらその日を待ち望んでいたんですが、やっと今年の1月の頭から稽古に入ることができて、僕たちとしてもいろいろな違いを感じなら、その違いが面白さでしたし、チャレンジングなことをさせていただいているなと思いました」とここまでを振り返る。
さらに「すごくたくさんのことを学びながら、僕が1番『すごい、こういう違いがあるんだな』と思ったのは、皆さんがものすごくアーティスト性を重要視してるんじゃないかなということ。