山崎賢人、日本人初の賞でニューヨークへ 『キングダム』「海を越えて愛してもらえたら」
・この7年間、あなたは信というキャラクターを演じてきました。7年前に最初に映画『キングダム』が始まったとき、7年間もこの役を続けることになると思いましたか?
山崎:1作目を作ったときには、今観ていただいた『大将軍の帰還』は決まっていなかったのですが、ここまで作ることを目指してやってきました。1作目が終わったときにもう1つの人生だと想いながら気持ちを込めて演じてきたので、「俺は天下の大将軍になるのに、なんでここで撮影が終わってしまうんだ」と信の人生が一旦ストップしてしまうという矛盾にもがいていましたが、今はここまで信を演じることができて本当に幸せに思います。
・世界中で愛される信の魅力は何だと思いますか?
山崎:すごくまっすぐで嘘がない、気持ちのいい人間だからかなと思います。自分自身も信からまっすぐな部分や気持ちに影響を受けて自分もそうでありたいと思っていたので、観ていただいた皆さんもその信のまっすぐさに心動かされているのかなと思います。・信というキャラクターを演じる中で、自分自身も成長したと感じる部分はありますか? 信からご自身は何を学びましたか?
山崎:信が天下の大将軍を目指すように自分自身も俳優としてすごい俳優になりたいなという気持ちがあって、信は強くなるために剣の修行をしますが、俳優としてはアクションの練習やできる準備はしっかりするなど、すごく信と自分がリンクするところはたくさんあります。