くらし情報『ローデ、最大24ポートに対応するベクトルネットワークアナライザを発表』

2014年5月27日 09:56

ローデ、最大24ポートに対応するベクトルネットワークアナライザを発表

ローデ、最大24ポートに対応するベクトルネットワークアナライザを発表
ローデ・シュワルツ・ジャパンは5月23日、周波数範囲9kHz~8.5GHzをカバーし、最大24ポートまでを1台に実装可能なベクトルネットワークアナライザ「R&S ZNBT8」を発表した。

同製品は、4ポートモデルをベースに、最大24ポートまでを1台に内蔵できる一体型マルチポートネットワークアナライザである。140dB(代表値)のダイナミックレンジ、+13dBmの出力パワーを有しており、従来の外部スイッチマトリクスを使用するソリューションのような、スイッチによる経路損失がないため、端末用スイッチングモジュールや多ポートアンテナ、パワースプリッタなどのマルチポートデバイスを、従来よりもはるかに高い確度で測定可能。内部パス構造は、どのポート間でも測定できるフルクロスパスとなっており、必要なパラメータをつなぎ替えなしに測定することができる。校正は、ポート数に応じて自由に設定でき、最大24ポート校正に対応している。さらに、マルチポート自動校正ユニットを用いることで、フル24ポート校正が、最短4回のつなぎ替えで実現できる。

また、従来のソリューションでは、測定レシーバの数が2または4と限られているため、マルチポートデバイスのすべてのSパラメータを測定するためには、スイッチを切り替えながら、各測定レシーバで何度も繰り返しSパラメータを測定する必要があった。

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