全国人気NO.1県民手帳は断トツで長野県。その中身には郷土愛がいっぱい!
県内の書店やコンビニの他、郵送などで取り寄せることもできる。購入者は県内在住者がほとんどだが、県内出身者で他県に住んでいる人や県民手帳の収集家が購入するケースもあるという。
○統計調査員専用から県民愛用手帳へ
そんな県民手帳の中で売り上げNO.1に輝く「長野県民手帳」は、長野県に関する様々な統計調査を行っている長野県統計協会が編集・発行を手がけていて、昭和初期、統計調査員専用の手帳として作られたのが始まり。現在のような形になったのは昭和36年(1961)で、その後、一般にも販売されるようになったという。
以来、毎年加筆修正しながら発行を続け、2013年版は53版目となる。つまり、50年以上の歴史があるロングセラーなのだ。今年度版は、ポケットサイズで全272ページ。1冊500円。
発行部数は5万5,000部で、2位の茨城県を9,000部以上引き離して断トツの1位となっている。
手帳は大きく分けて、「日記編」「資料編」「名簿編」「生活情報編」の4つから構成されている。
「日記編」は、いわゆるスケジュール帳。「資料編」は、県・市町村の所在地、地勢や気候、人口の推移・年齢構造、統計で見る長野県の姿などを収録。