描画ソフト「Illustrator CC」のこと、どれほど理解していますか? (1) Creative Cloudになって何が変わったのか
ほぼすべてのアプリを利用できる
最大のメリットは、Creative Cloudは、Adobeのクリエイティブ系のアプリがほぼすべて使用できることです。印刷向け、Web向け、映像向けのすべてのアプリをダウンロードして利用可能です。なお、ダウンロードは、使用するアプリだけをダウンロードしてインストールします。アプリは、Creative Cloudデスクトップアプリで管理できます。
サブスクリプションの契約中であれば、バージョンアップがあっても、最新のバージョンをダウンロードして利用できます。
クロスプラットフォーム
Creative Cloudアプリは、ひとつのサブスクリプションで、2台まで同時に起動できます。パッケージ製品のように、Mac版、Windows版という区別がないので、Mac+Mac、Mac+Win、Win+Winのどの組み合わせでも利用できます。Web制作においては、プラットフォームによる検証作業も必要になるので、ひとつの契約でMacとWinとどちらも使えるのはメリットでしょう。
なお、アプリのインストールは、何台のマシンにでも行えます。ただし、インストールしたアプリを起動するには、AdobeIDでのサインインが必要なので、すでにふたつの環境でサインインしている場合は、3台目のMac/PCではサインインできないため、起動できなくなります。