原価割れでも他社より安い運賃に--LCCのジェットスター・ジャパン、7/3就航
の提供を目指している。
これは、同一路線、同一日、同一時間帯で同社よりも安い運賃を他社が出していた場合、その金額よりさらに10%割り引くというもの。
スカイマーク成田 - 札幌線の「WEBバーゲン」運賃がこの最低価格保証の条件に当てはまった場合、5,800円の10%引き、5,220円で乗れる計算になる。
「たとえ原価割れしても最低価格保証は行う」(ジェットスターグループCEO ブルース・ブキャナン氏)。
ジェットスター・ジャパンが運航を開始を7月3日に前倒ししたことで、ライバルである全日本空輸(ANA)出資のLCC、エアアジア・ジャパンの就航よりも1カ月ほど早くなった。
エアアジア・ジャパンは8月1日の就航を予定しているので、今回の就航前倒しは明らかにライバルを意識したものだろう。
いよいよ低コスト航空会社の本格的な競争が幕を開けるが、「競争が激化し運賃が下がれば、勝ち組はすなわち消費者」(同氏)ということになる。果てして、ジェットスター・ジャパンはどの程度の格安運賃を提供してくれるのか。
運賃発表が楽しみだ。
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