セブン銀行海外送金サービスが1万口座突破! 二子石氏「さらなる普及に期待」
「送金したくても店舗が閉まっている」「手数料が高め」「手続きが煩雑」などの声があがっており、「時間」「場所」「手数料」などの点でさまざまな制約があった。
セブン銀行の海外送金サービスは、これらの不満・制約を解消すべく、(1)原則24時間365日送金可能、(2)シンプルかつリーズナブルな送金手数料、(3)受取拠点が豊富、(4)送金から最短数分で受取可能、などの特徴がある。
2011年11月からは、タガログ語、スペイン語、中国語、ポルトガル語による電話サポートも開始。
また、対面を重視した営業活動なども重点的に展開した結果、順調に契約口座数を伸ばし、サービス開始から約1年たった今年3月中旬、契約口座数が1万口座を突破、累計送金件数も3万件を突破した。
利用の状況では、フィリピンへの送金が最も多く7割~8割を占め、タイ、中国、米国と続き、送金された国の数は合計で約100カ国に及ぶ。
また、送金する際のチャネルは、7月からサービスを開始したにもかかわらず、ATMによる送金が約9割を占め、以下ネットバンキング、モバイルバンキングが続く。29日に開かれたサービス開始1周年を記念して行われた発表会で、二子石謙輔社長は、「多くの外国人が介護士に合格したという明るいニュースを今朝見たが、まだまだ日本は海外からの働き手にとって壁が数多くある。