くらし情報『昭和の残像 鉄道懐古写真 (51) 東急田園都市線すずかけ台開通の”記録”と”記憶”』

昭和の残像 鉄道懐古写真 (51) 東急田園都市線すずかけ台開通の”記録”と”記憶”

昭和の残像 鉄道懐古写真 (51) 東急田園都市線すずかけ台開通の”記録”と”記憶”
東急田園都市線では7日より、新玉川線(現在の田園都市線渋谷~二子玉川間)開通35周年を記念し、オリジナルのヘッドマークを付けた8500系の運転を開始しています。

田園都市線は中央林間駅まで開業してから、今年で28年を迎えました。

田園都市線といえば、住みたい沿線・人気の沿線などのランキングでつねに上位にランクインするも、電車の混雑率においても上位にランクイン。

朝ラッシュ時には、10両編成の電車が平均2分5秒間隔、1時間あたり29本という超高密度運転を行い、1日平均約116万人を輸送しているとのこと。

いまや東横線と並ぶ東急のメイン路線となっています。

そんな田園都市線ですが、いまから40年前、つくし野~すずかけ台間が開通した頃、延伸区間の駅周辺はじつにのんびりとした雰囲気の風景が広がっていました。

田園都市線が誕生したのは1963年。

大井町~二子玉川園(現・二子玉川)~溝の口間を結ぶ「大井町線」からの名称変更でした。


1966年4月1日に溝の口~長津田間約14㎞が、多摩丘陵を貫くように一気に開通。

田園都市線として初の新路線開通でした。

その後は多摩田園都市の開発に歩調を合わせるように、長津田駅から中央林間駅へ向けて、ちょっとずつ刻んでいくように延伸されていきました。

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