「母の日」のスタートは75年前~「お母さん、ありがとう」コンクール開催
が催されるようになった。
昭和6年の満州事変をきっかけに世情が徐々に軍国調になっていくなか、森永製菓は全国に心あたたまるこの行事を広めようと、昭和11年(1936)に「森永母を讃へる会」を作り、関係諸団体に呼びかけた結果、全国統一の「母の日中央委員会」が組織された。
また「母をたたえる歌」(歌詞)の懸賞募集を行った結果、15,000点以上の応募があり、古関裕而により作曲されレコード化した。
翌12年、同委員会の協賛を得て、「森永母の日」の行事を全国規模で展開することになり、第一回「森永母の日大会」は、5月8日・9日の両日、東京・豊島園の野外ステージを舞台に開催された。
20万人もの母親を招待して盛大に行なわれたこの催しは新聞や雑誌に大きく取り上げられ、日本に母の日運動を広める大きな力となったという。
「母の日に贈るMARIE『お母さん、ありがとう』手紙コンクール」は、応募資格は小学生で、「ふだん言えない、お母さんへの感謝の気持ち」をテーマに、100文字以内の手紙に書いて送付する。締め切りは5月28日必着。
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