JR西日本が地震・津波対策に総額1,000億円、とくに紀勢本線の取り組み強化
紀勢本線は三連動地震が発生した場合など、非常に短い時間での津波の進来が予想されることから、迅速に避難できる環境を整える。
駅への緊急地震速報および津波警報の自動放送、指令からの遠隔自動放送、地域の防災無線の整備のほか、階段や昇降設備などの避難誘導設備も整備。
これらの津波対策をおおむね2年で完了したいとしている。
同路線ではせん断破壊先行型の高架橋柱約420本、橋脚約150基、駅舎など約10カ所の耐震補強対策にも取り組む。
【拡大画像を含む完全版はこちら】