パーム油についてもインドネシアとマレーシアでは、エネルギー推進策に基づくバイオ燃料の促進が進められてきた一方、パーム栽培に一定の規制を設けて乱開発を制限するなどの対応が行なわれてきました。
農産物資源の生産・輸出国においては、需要拡大を行なう一方で環境保全への取り組みも行なうという、両面での対応が求められるとみられますが、今後も、アジアを筆頭に植物油需要の拡大が見込まれるなか、こうした農業資源の動向が、今後も注目されそうです。
(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。
)(2012年5月2日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。
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