さらに、赤字体質がいつまでも解消されず借金の累積が続けば、政府の債務残高は家計の金融資産残高を超えてしまう可能性もあり、どこかの時点で、国債の国内消化が難しくなると考えられます。
こうしたことは、日本の財政に対する信頼性や安定性の低下につながりかねないことに加え、長期金利の上昇などの事態を招く可能性もあります。
今のところ国債発行による政府の資金調達に大きな支障は生じていませんが、政府による財政健全化目標の達成に向けた取り組みなどがより一層注目されます。
(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。
)(2012年5月24日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。
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