くらし情報『日本酒メーカー、10年間で74社が倒産--業歴100年以上の老舗企業が7割超』

日本酒メーカー、10年間で74社が倒産--業歴100年以上の老舗企業が7割超

、負債額95億円)、2003年に和歌山県の吉村秀雄商店(同「日本城」、同116億円)の大型倒産が発生したことが要因と見られる。

10年間に倒産した74件の日本酒メーカーのうち、創業年が確認できた71社を見ると、最も多かったのは「100年以上150年未満」で30社(42.2%)。

以下、「50年以上100年未満」が16社(22.5%)、「150年以上200年未満」が9社(12.6%)と続いた。

また、「業歴300年以上」は2社、「200年以上300年未満」は11社で、業歴100年以上が7割強(73.2%)の52社となり、老舗企業の倒産が目を引く結果となった。

なお、平均業歴は140年だった。

倒産した日本酒メーカーの倒産直前と10年前の売上高を比較した場合、売上高が判明した51社では「50%以上減」が19社(37.2%)と最多。

次いで、「30%~50%未満減」が17社(33.3%)、「10%~30%未満減」が9社(17.6%)で、売上高が3割以上落ち込んだメーカーが70.5%を占めた。一方、売上高が増加したのは5社(9.8%)にとどまっている。


倒産メーカーのうち直近売上が判明した65社について売上高を見てみると、最も多かったのは「1~2億円未満」

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