整備新幹線3区間の着工を国交省が認可、「多重的な幹線交通体系」確保へ
駅が設置される。
南越~敦賀間の新北陸トンネルは全長約20.0kmとなる予定。
今回申請分の工事費は約8,968億円で、長野~金沢間の開業(2014年度末)からおおむね10年強を経ての工事完成を予定している。
九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)においては、武雄温泉~長崎県をフル規格で整備し、フリーゲージトレインでの運行(博多~新鳥栖間は鹿児島ルートを共用、新鳥栖~武雄温泉間は在来線を活用)が計画されており、既着工の武雄温泉~諫早間と未着工の諫早~長崎間を一体的な事業として扱うことに。
武雄温泉~長崎間の路線延長は約66.0kmで、途中駅として嬉野温泉(仮称)駅、新大村(仮称)駅、諫早駅を設置。
今回申請分の工事費は約3,706億円で、工事完成は諫早~長崎間の着工からおおむね10年後を予定している。
羽田雄一郎国土交通大臣は今回の着工認可について、「3区間の整備により、ビジネス・観光の交流を促進し、地域の産業や社会に大きな効果をもたらすだけではなく、災害リスクへの備えなどの観点で多重的な幹線交通体系が確保され、持続可能で活力ある国土を築くための礎となることを期待しております」と発言している。【拡大画像を含む完全版はこちら】